友人が犯罪者だった!ネット上に拡散した名前を消した体験談

f:id:sakeganomitai:20190218101455j:plain

犯罪者だった友人

数年前のことです。
あるきっかけで仲良くなった友人がいました。
私は知り合ってある程度仲良くなった友人をネット検索する習慣があるので(その人の情報を集めてもっと関係を良くしたいと思うから)、彼と出会った数日後、彼の姓名で検索してみました。

するとびっくり!

彼は犯罪者でした…。

検索結果一覧には、彼が逮捕されたニュースで埋め尽くされていました。

彼は少し珍しい名字だったので、同姓同名ということもないはず。

しかし、彼は凄く真面目で優しい好漢だったので、すぐには信じられませんでした。衝撃のあまりしばらくPCの前で固まってしまいました。。

翌日、彼にそのことを聞いてみたくなりましたが、彼と気まずくなること間違いないので、結局聞けませんでした。。


なお、彼の犯した犯罪は、殺したり盗んだりするような他人に直接迷惑をかける犯罪じゃなくて、公序良俗に反するだけの微罪でした。

大した犯罪ではないので、本来ならメディアに取り上げられることはないのですが、運悪く彼は公務員でした。

ニュースサイトでは実名で報道されましたし、ネット掲示板やSNSでもそのニュースは拡散されました。
2chでもネタにされ、それが2chまとめに転載されました。

その結果、彼の実名でネット検索すると、ほぼ全部、彼の悪評のページが出てきました。

逮捕されたあと、彼は職場を退職したようです。
逮捕はされましたが、微罪だったせいか刑務所には入っていません(執行猶予つきの有罪だったそうです)。

私と出会ったのはその数ヶ月後でした。

個人的には法律が悪くて彼は悪くないと思っており、彼とはずっと仲の良い友人として付き合っていました。

一方で、あの検索結果を放置しておくのはマズいとずっと思っていました。

彼はあまりネットとかしない人だったのであまり気にしてないようでしたが、この先彼が就職したり結婚したりするのに、あの検索結果は致命傷になります。
「対策した方がいいよ」と言いたかったですが、やっぱり言えませんでした。
当時は私もどうしていいか分かりませんでした。

そして、彼の犯罪歴については知らないふりで通してきました。

結局、何も言えないまま2年が過ぎ去りました。
私はそのときネット関係の仕事をしていました。

その仕事の知識で、あの検索結果を何とかする方法を思いつきました。

それぐらいの時期に、彼も転職することになり、私たちは離ればなれになりました。

このままではマズいと思ったので、最後の機会と思ってメールを送りました。

この検索結果を放置するのはいかに危険でこの先の人生を台無しにする可能性が高いと。
そして良ければ力になると。
でも、もし気にしないなら僕はこれ以上言わない。このメールのことは忘れてね。無礼なことを書いて済まなかったと。
どきどきしながら送信しました。

私は彼には何度も助けてもらっていて恩義があったので、助力するというよりは、全部私がやろうと思っていました。

翌日、彼から感謝のメールが届きました。
いろんな意味でありがとう、と。

その日からすぐに作業に入りました。

私が実行した対策→削除依頼と逆SEO

f:id:sakeganomitai:20190218103334j:plain

まず、駆除すべき記事はFC2ブログのような無料ブログが多かったので、削除依頼を出してみました。
無料ブログには不適切サイト報告というシステムがあるので、駄目で元々、名誉毀損や個人情報保護で訴えてみました。

FC2ブログ不適切サイト報告・異議申し立てフォーム
form1ssl.fc2.com

Yahoo!ブログの違反サイトに関するご連絡
blogs.yahoo.co.jp

これでいくつかのブログは消してもらえました。しかし、それはほんの一部。

削除依頼と同時に逆SEOという手法で消したい記事を検索結果を押し下げることにしました。

なお、2chはよほど悪質で違法でない限り、削除してくれないので諦めました。

また、グーグルに直接頼むこともしていません。
グーグルはクレジットカードの番号やマイナンバーカードのような、重要な個人情報の記事や、著作権を侵害するような記事しか検索結果から削除してくれません。
犯罪で逮捕されたニュースの記事はグーグルの削除対象にはなりません。
f:id:sakeganomitai:20190218101847j:plain

彼が実行した対策→弁護士に相談

f:id:sakeganomitai:20190218102913j:plain

彼は弁護士にも相談したそうです。
その結果、いくつかの不都合の記事の削除に成功しました。

犯罪を犯してしまった人にも基本的人権であるプライバシー権があります。
この、プライバシー権侵害を理由にすれば前科情報は削除してくれる場合があります。
ただ、「表現の自由」との兼ね合いがあり、訴えれば必ず記事を消してくれるわけではありません。

彼の場合、事件から時間が経っていること、実刑ではなく執行猶予付き判決だったことは有利だった可能性はあります。

なお、サイトやブログの管理人と連絡がつかない場合があるので、削除だけでなく逆SEOもやったほうがいいと思います。

逆SEOのやり方

f:id:sakeganomitai:20190218102726j:plain

逆SEOのやり方は簡単です。
名前をタイトルに入れた無料ブログを量産します。
例えば、こんな感じです。


井方賽人のニコニコ日記
blogs.yahoo.co.jp

井方賽人の食べ歩き日記
ameblo.jp

「井方賽人」という名前でネット検索すると、どちらかが1位にいるはずです。

見てもらえば分かりますが、ブログの内容は適当で良いです。短時間で作って量産しましょう。
ヤフーブログだけでなく、アメブロ、FC2ブログ、ライブドアブログなど、いろんなブログを利用しましょう。
twitter、facebookのアカウントも使えます。

こういう無料ブログを10個作ると、上手くいけば検索結果1ページ目を占拠でき、都合の悪い記事を2ページ目以降に追いやることが出来ます。
ほとんどの人は検索結果の1ページ目しか見ないので、1ページ目を全部自分のブログにしてしまえば、都合の悪い記事は存在しないも同然になります。
しかし、安全のため3ページ目までを占拠することを目標にしました。

その結果、1ヶ月ぐらいで3ページ目まで自分の作ったサイトで埋め尽くすことができました。
4ページ目以降はまだ少し邪魔な記事が残ってますが、これで99.9%は安心です。
あれから数年経ちますが、この状況を維持できています。

なお、私は無料ブログメインでやりましたが、普通のhtmlサイトや、twitterのアカウントも利用しました。
全部で100ぐらい作りました。
作っても上手くいかないブログも出てくるので、できるだけ多く作っておきましょう。

注意点

●無料ブログは内容があまりに薄いとスパムサイトと認定されて、勝手に削除される可能性があります。
サイトが検索エンジンに表示されているか定期的に確認しましょう。

●無料ブログやサイトは、作ってもすぐには検索エンジンの検索結果に反映されません。1,2週間はかかります。

●以前、盗撮で逮捕された医師が、ネット上に拡散されてしまった自分の名前を消すため逆SEOで対策して、それがバレて再炎上してしまったことがありました。
おそらく、逮捕されてすぐ、まだ世間が事件を忘れてないタイミングでやったことが失敗の原因だと思います。
逆SEOをやる場合、ほとぼりが冷めたぐらいの時期にこっそりやったほうがいいかもしれません。

●逆SEOが面倒なら業者に依頼することもできます。「逆SEO」でネット検索してみて下さい。ただ、かなり高額のようなので、まずは自分でやってみてはどうでしょうか。

犯罪を犯してネット上に拡散した名前を消す方法のまとめ

明らかな名誉毀損であれば、記事作成者やブログサービスに申請すれば削除してもらえる可能性は高いです。
しかし、犯罪を犯したことが事実であれば、削除してもらえる可能性は高くありません。
ただし、駄目で元々で申請してみると削除してもらえることもあります。
また、費用はかかりますが、弁護士に相談してみるのも有効です。

あとは、逆SEOをやります。
名前の入ったブログを量産するだけなので難しくはありません。しかも、無料でできます。
しかし、逆SEOがバレると再び炎上する可能性があることは覚えておきましょう。

なお、私の友人は今も普通に働き、生活しているので、彼の犯罪歴は周囲に知られてないようです。
私がやった逆SEOは成功したと言えるでしょう。